和光現場 第6回
皆さんこんにちは。
前回は基礎工事のスラブ工事の様子を説明しました。
今回は外構工事の一部である浸透トレンチ工事の様子をご覧いただきます。
まず浸透トレンチとは一体何かというと、雨水浸透施設のことを指します。建設物の側面の地面に長い溝を掘り
その溝内に砂利や砕石等を敷くことで雨が降った際、雨水を濾過浸透させることで雨水の急激な流入出を抑
制し、さらに雨水を涵養して地下水にすることにも役立つ施設です。
まず始めに地面にこのような溝を掘削します。人一人がすっぽり収まる位の深さです。
次に溝に透水シートと呼ばれる浸水を調整する機能を持ったシートを敷きます。
溝に雨水枡を設置しトレンチ管と呼ばれる穴の開いた管を繋げた様子です。
その後溝に砂利や砕石を敷き詰めていきます。この砂利や砕石も浸水を調整する役割をもっています。
最後に透水シートを被せて埋め戻して完了です。
ここまで浸透トレンチ工事の一部始終を説明させていただきました。
次回はCB工事についてご紹介したいと思います。
それではまた次回。